Q 自己紹介をお願いします。 A 村本咲です。静岡県出身24歳です。名古屋学芸大学の映像メディア学科から来ました。 ブログはこちら Twitterはこちら Q 作品を作ったきっかけは? A アニメーションという手法で保存しておきたい瞬間があったからです。
Q 手法と作品の制作プロセスは? A 手描きアニメーションです。普段描き溜めているラクガキに肉付けをしていく形でアニメーションを作っていきました。でも欲張って肉を付けすぎて、削ぎ落とす作業に時間がかかりました。
Q 作品の見所について教えてください。 A 時間をじっくり味わって頂けたら嬉しいです。
Q 制作で苦労した点は? A 孤独との戦いです、、、
Q 影響を受けた作品は何ですか? A ジャック・タチさんの作品が大好きです。特に「のんき大将」「パラード」「トラフィック」「プレイタイム」が好きです。それから、去年横浜でやっていたフランスのアニメーション作品上映会で見た「にわか雨」という作品に、とても影響を受けました。雨の日の街の風景を淡々と描いている作品で、絵柄はとてもシンプルで可愛いのですが、雨の日の物悲しい雰囲気とか、ちょっと感じる孤立感とかが、画面の構図とかキャラクターのほんのちょっとの仕草からじわじわ~と感じられて、本当に雨の日のあの時間に包まれているような感覚になって、アニメーションってこういうことが出来るんだ、と衝撃を受けました。 アニメーションの中に密閉された時間に体ごと浸る体験って上映会場でしかなし得ないことなので、自分もそんなアニメーションを作りたいなーとその時思いました。
Q あなたにとってアニメーションとは? A 入浴剤のようなものだなと思います。上映会場がお風呂で、アニメーションは入浴剤みたいな、、、 入浴剤って、いい温泉のエキスと色と匂いとかが濃縮されて固形になってて、お風呂で温泉を再現できるじゃなですか、、、そんな感じで、短編アニメーションはある時間をギュっと凝縮して保存できるんじゃないかと思って、この作品を作りました。なので、上映会場でジュワッとみんなのこころに溶けていってほしいな、という感じです。 Q あなたの今後の”Sail”について教えて下さい。 A ひとまず、アニメーションは入浴剤のようだという結論が出たので、その先何があるかもっと探したいです。
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