Q 自己紹介をお願いします。
A 「わたくしりとり」を制作した奥下和彦です。金沢美術工芸大学を卒業してこちらの大学院に進学しました。
Q 作品を作ったきっかけは?
A 普段の生活を振り返ってみると、記憶の断片が思い起こされます。私にとっての現実とは、現実の断片を私という存在がつないでいるものだと感じました。それを何か表現できないかと考え、しりとりをモチーフにその現実を再現できないかと考えました。
A 現実をつないでいく様子を一筆書きのアニメーションで表現しました。まずしりとりで物語を考え、それをアニメーションにおこしました。
Q 作品の見所について教えてください。
A 3つあります。初めから最後まで1本の線しか登場していないこと。物語がしりとりで作られているところ。羽深由理さんと滝野ますみさんが手がけてくれた、しりとりをモチーフとした楽曲。
Q 制作で苦労した点は?
A しりとりで物語を作ることが非常に難しかったです。ずっと辞書を片手に生活してました。
Q 影響を受けた作品は何ですか?
A 山村浩二先生の「ひゃっかずかん」です。こちらもしりとりがテーマなのですが、日本語と同時に英語もつながっていて素晴らしいと思います。
A 見たことがない世界を見せてくれるものです。
Q あなたの今後の”Sail”について教えて下さい。
A 先人達が様々な知恵を提供してくれたように、私も何かしらの価値を後世に残せたらと思います。

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