2013年2月16日土曜日

学生紹介:若井麻奈美(修士一年)



Q 自己紹介をお願いします。
A 「コーポにちにち草のくらし」を制作しました若井麻奈美と申します。

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Q 作品を作ったきっかけは?
A 最初はよくわかりませんでしたが、今考えてみると自分がいまいる場所について描きたかったのだと思います。


Q 手法と作品の制作プロセスは?
A ミクストメディアのように、様々な質感のものを混ぜて作っています。プロセスは、まずお話を考えて、それからどこを何の素材で作るか考えます。お話はキャラクターから考えています。「コーポにちにち草のくらし」にはどんぐりとくまとエビフライと老眼鏡が出てくるのですが、
今回だったら最初にどんぐり(テレビで「将来どんぐりになりたい」と言っている幼稚園児を見て)
次にエビフライ(エビは見た目が好きで、どうもいつも出したくなってしまいます)
次にくま(大きくて柔らかいやつがいたほうがいいと思って)
次に老眼鏡(堅いやつもいた方がいいと思って)
といった具合に決めました。最初はほとんど何の意味もないです。


Q 作品の見所について教えてください。
A 藝大の音楽環境創造科の直江香世子さん、黒岩若菜さん、大杉拓真さん方がこの作品のために制作してくださった
音楽や効果音がとても素敵で気に入っています。是非そちらにも注目していただければ嬉しいです。


Q 制作で苦労した点は?
A ほとんど忘れてしまいましたが、強いていうなら理想のエビフライがなかなか見つからなかったことです。


Q 影響を受けた作品は何ですか?
A イラストレーターの100%ORANGEさんから受けた影響は計り知れません。どのイラストも本当に素晴らしいです。映像だと「平成狸合戦ぽんぽこ」と「アメリ」


Q あなたにとってアニメーションとは?
A アニメーションが何なのかはよくわかりませんが、作っていてよく思うのは、
自分が企画したパーティーに向けて部屋を片付けたり飾ったりしている時の気分と似ているなあ、ということです。部屋が飾れてパーティーに人がやってくるときと、上映会のときの気分もどことなく似ています。机の下とか、トイレとか本当はそういったところまで気を配れたらいいなと思うのですが、なかなか難しくて、もっとうまくできるようになったらいいと思う日々です。


Q あなたの今後の”Sail”について教えて下さい。
A もっと身軽になって、世の中に出ていってもそれを保ち続けたいです。





若井麻奈美さんの作品「コーポにちにち草のくらし」はプログラム「一年次作品2013」にて上映いたします。プログラム「一年次作品2013」は、3/8から三日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。

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